10/28/2026 | Press release | Distributed by Public on 10/28/2026 17:13
【更新内容】打上げ予定日が変更となりました。これに伴い、本文中の打上げスケジュールに関する記述を更新いたしました。(※更新日:2026年10月28日21時 / 初出掲載日:2026年10月13日)
QPS研究所は、小型SAR衛星QPS-SAR20号機※1(愛称:「ワダツミ-Ⅱ」)が米国Rocket Lab社(以下ロケット・ラボ)のロケット、Electronによって打上げ予定であることをお知らせいたします。
【打上げ予定詳細】
| 打上げロケット | ロケット・ラボ社 Electron |
| 打上げウィンドウ |
2026年11月4日以降 【更新】2026年11月3日以降 ※日時が設定され次第、随時公式ウェブサイトのニュースページ、または公式SNSでお伝えします。また、天候などの影響により、順延する可能性があります。 |
| 投入予定軌道 | 中傾斜軌道、高度575km予定 |
| 打上げ射場 | ニュージーランド・マヒア半島 Rocket Lab Launch Complex 1 |
今回の打上げは当社の専用ロケットとして打ち上げられます。なお、衛星の番号はロケットの打上げ契約を締結した順に付与されており、このたび、16・17・19号機に先行して実施されることとなりました。
Electronでは毎回打上げのミッションネームが設定されており、今回はQPS-SAR20号機の愛称「ワダツミ-Ⅱ」にちなんで「The Sea God Surveys(海の神が見渡す)」と名付けられました。ミッションパッチには海を司る龍神の姿が描かれています。また、空に輝く星は今までElectronによって打ち上げられたQPS-SARの数を表しています。
「The Sea God Surveys」ミッションの詳細:
https://rocketlabcorp.com/missions/launches/iqps-the-sea-god-surveys/
(英語ページ)
※1 衛星のナンバーは打上げ契約手続き順によるナンバリングであり、今後も順番の前後が発生する可能性がございますが、事業の進捗に影響はございません。
<Rocket Lab 社について>
2006年に設立されたRocket Lab社は、カリフォルニア州ロングビーチに本社を置くロケット開発会社です。2018年1月の最初の打上げから、Electronは米国で年間2番目に打上げ回数が多いロケットとなり、これまでに民間及び公的機関の200機以上の衛星を軌道投入しています。現在はニュージーランドに2つ、バージニア州に2つの合計4つの発射台を所持しています。
<「QPS-SARプロジェクト」について>
QPS研究所は収納性が高く、軽量でありながら大型の展開式アンテナ(特許取得)を開発。そのアンテナによって強い電波を出すことが可能になり、従来のSAR衛星の20分の1の質量、100分の1のコストとなる高精細小型SAR衛星「QPS-SAR」の開発に成功しました。QPS-SARは民間SAR衛星で世界トップレベルの46cm分解能の画像取得が可能です。2028年5月末までに24機、2030年にはさらなる機数を投入した大規模衛星コンステレーションで平均10分間隔という準リアルタイム観測データ提供サービスを目指しています。
《QPS-SAR20号機の愛称とミッションマークについて》
QPS-SARプロジェクトでは、日本神話の神様のお名前をお借りして衛星に愛称をつけています。1号機は「イザナギ」、2号機「イザナミ」、そして商用機となる3号機以降は軌道ごとに名前がついています。QPS研究所は1つの軌道に3つずつの衛星を投入して12の軌道で地球を取り囲む「36機」のコンステレーション構築というプロジェクトを推し進めてまいりましたが、膨らみ続ける世界のデータ需要に応えるために、独自の傾斜軌道を軸としたさらに大規模なコンステレーションへと拡大してまいります。今回の20号機は10号機「ワダツミ-Ⅰ」と同じ軌道面に投入されるため、同じく「ワダツミ」を冠することになります。
四方を海に囲まれている日本では、ワダツミは海上守護や交通安全などを司る重要な神様といわれています。この軌道の2機目となる20号機の愛称は「ワダツミ-Ⅱ(ワダツミ・ツー)」となりました。
ミッションマーク:ワダツミのマークは、QPS研究所のコーポレートカラーであるブルーを基調に、波と海をモチーフとしてデザインされており、大海原を航行する船舶や大都市圏の港湾、そして街を見守るという想いが込められています。また、どの衛星のマークか分かるように通算した衛星の数の数字を衛星の底部に入れています。さらに、「ワダツミ-Ⅱ」は同じ軌道面の2機目となり、先に宇宙へと打ち上がった1機目がマークの中に入っています。
この記事をシェアする: