08/28/2026 | Press release | Distributed by Public on 08/27/2026 20:07
2026年8月28日
TISI株式会社
TISインテックグループのTISI株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役 社長執行役員:岡本 安史、以下:TISI)は、UPDATER株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役:大石 英司、以下:UPDATER)と連携し、GHGプロトコル※1におけるScope 2算定ルールの改定を見据え、TISIが提供する「エネLink」シリーズの「電力CIS・小売基幹業務ソリューション」について、共同でアワリーマッチング※2対応機能実装を開始しました。
本取り組みでは、UPDATERが商用運用実績を有する電力トラッキングシステム「ENECTION」のマッチングロジックおよびブロックチェーン技術を組み込むことで、再生可能エネルギーの発電量と電力使用量を時間単位で照合し、環境価値のトラッキング・証明を可能にします。
TISIは、2025年度よりUPDATERの保有する実データを活用し、商用化に向けた技術検証を実施しました。技術検証結果をふまえ、2026年12月にSaaS型サービスとしての提供を目指します。電力小売事業者が既存システムへの大規模改修を抑えながら、アワリーマッチング対応を進める環境を提供します。
※1 温室効果ガス排出量算定・報告の国際基準を策定する国際的な枠組み
※2 電力の消費と再生可能エネルギーの発電を1時間単位で一致させることで、実際のCO₂排出削減を可視化する仕組み
現在、企業の温室効果ガス排出量算定の国際基準であるGHGプロトコルにおいて、2027年末の最終改定公表に向けたScope 2算定ルールの見直しが進められています。今後は年間単位での環境価値の調達だけでなく、1時間単位で発電量と使用量を一致させるアワリーマッチングへの対応が重要となる可能性があります。こうした動向を受け、電力小売事業者や需要家において、再エネ調達の透明性や証明性を高める仕組みへのニーズが高まっています。
一方で、アワリーマッチングを実現するためには、発電量・需要量の時間単位での照合、環境価値のトラッキング・証明、複数の機能を組み合わせる必要があります。既存システムへの大規模な改修を伴わずにこれらの機能を導入することは、多くの電力小売事業者にとって課題となっています。
このような背景をふまえ、TISIが電力小売事業者向けに提供し、これまでに30社の導入実績を有してきた電力CISの知見と、UPDATERが商用運用を通じて培った電力トラッキング技術を組み込むことで、電力小売事業者がアワリーマッチングへスムーズに対応できる新たな機能の提供準備を進めます。
「エネLink」シリーズにおける「電力CIS・小売基幹業務ソリューション」は電力小売からエネルギー総合サービスまで対応可能な基幹ソリューションです。これらにUPDATERが保有する電力トラッキングの技術を「エネLink」へ組み込むことで、電力マッチングにおける商用利用の実績、コーポレートPPA等も含めたワンストップでの実現、これらをSaaS型で導入することで既存CISへの影響を抑えながら、アワリーマッチングへの対応を実現します。
※3 時間単位での発電情報の証明(グラニュラー証書)に関する国際標準の策定・認定を行う独立系の非営利団体
TISIとUPDATERは、今回の検証評価結果をふまえ、2026年12月の提供開始に向けた機能実装を進めます。これにより将来的には再エネのアワリーマッチング実現において、業界標準のプラットフォームとして定着させ、日本の再エネ普及と低・脱炭素化に貢献します。
「エネLink」シリーズは、これまでTISIが電力・ガスなどのエネルギー業界の顧客向けに培ってきたシステム構築技術・ノウハウをもとに、電力CIS(料金計算・顧客管理)から需給管理などの電力業務をはじめとしたエネルギー業界で求められるあらゆるシステムをスピーディに提供するトータルソリューションです。
詳細は以下URLをご参照ください。 https://www.tisi.jp/service_solution/energy/
UPDATERは、2018年にブロックチェーンを活用した電力トラッキングシステムを世界で初めて商用化しました。以来、実証にとどまらず商用環境での継続的な運用を実現しており、現在は600ヶ所以上の再エネ発電所と4,000ヶ所以上の需要施設においてアワリーマッチングの実績を有しています。このような規模での電力トラッキングシステムの商用運用は日本唯一の取り組みです。UPDATERが提供する「ENECTION」は、発電・消費の時間単位での照合・証明を可能にし、再生可能エネルギーの環境価値をアワリーマッチングにより可視化・証明します。RE100や24/7 CFEなどの高度な再エネ調達基準への対応を支援し、電力小売事業者・需要家・発電事業者の三者をつなぐプラットフォームとして機能します。
2021年10月1日にみんな電力株式会社から社名変更。法人・個人向けにトレーサビリティや透明性を軸にしたサービスを提供し、社会課題解決に取り組む。世界で初めて電力トレーサビリティを商用化した脱炭素事業「みんな電力」、労働市場をウェルビーイングで変革する「みんなワークス」、ブランドのエシカル度を評価・公表する「Shift C」、商品の背景やストーリーをもとに購買できるEC「TADORi」、人・社会・環境に配慮した商品を扱う「みんな商店」、土壌再生に向けた社会全体の行動変容を促す「みんな大地」などを展開。第4回ジャパンSDGsアワード内閣総理大臣賞、日本で3社のみのCDP認定再エネプロバイダー、エナジープロバイダーとしてB Corp認証を受けるなど受賞・認証多数。
TISインテックグループのTISIは、金融、製造、流通、サービス、公共、通信など多様な業種で培った知見とAIをはじめとする先進技術を融合し、4,500社以上のお客さまと社会変革と価値創出を推進しています。300を超えるサービス・ソリューションを国内外で提供し、業務の効率化・高度化を通じて人材不足などの社会課題を解決し、持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市への集中・地方の衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心としたさまざまな社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。
TISI株式会社 企画本部 コーポレートコミュニケーション部 塩安/髙島E-mail:[email protected]
TISI株式会社 産業公共事業本部 産業公共営業統括部 産業IT営業企画部E-mail:[email protected]
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