Weathernews Inc.

07/01/2026 | Press release | Distributed by Public on 06/30/2026 22:17

【ゲリラ雷雨傾向2026】2026年のゲリラ雷雨は昨年の25%増で約11万回予想 8月中旬がピーク

ニュース

2026.07.01

ウェザーニューズ、「ゲリラ雷雨」の予想発生回数を47都道府県別に発表

【ゲリラ雷雨傾向2026】2026年のゲリラ雷雨は昨年の25%増で約11万回予想 8月中旬がピーク

〜ゲリラ雷雨を事前に通知「ゲリラ雷雨アラーム」で対策をサポート〜

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図1. ゲリラ雷雨 予想発生回数

株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:石橋 知博)は、突発的かつ局地的に激しい雨や落雷をもたらす「ゲリラ雷雨」(※1)に対し、事前対策への意識を高め被害軽減につなげるため、「ゲリラ雷雨傾向2026」を発表しました。7〜9月のゲリラ雷雨は、全国で約11万回発生する予想です。発生回数は昨年や過去5年平均と比べて多く、発生のピークは8月中旬となる見込みです。
当社の予報センターでは、ゲリラ雷雨が多発する7〜9月の間、今年もゲリラ雷雨予測の専任チームを構築し、体制を強化して日本全国のゲリラ雷雨をモニタリング・予測します。ウェザーニュースアプリのユーザーから届く雲や空の写真に加え、全国のライブカメラの映像から、AIがいち早くゲリラ雷雨の予兆を検出し、ゲリラ雷雨発生30分前までに「ゲリラ雷雨アラーム」をアプリで配信します。
毎年、突然の激しい雨やひょう、落雷などによる被害が全国各地で発生しています。ウェザーニューズでは、少しでも被害を減らすべく、継続的に情報を発信していきます。随時最新の雨情報をご確認ください。

ウェザーニュースウェブサイト「ゲリラ雷雨傾向2026」
https://weathernews.jp/news/202606/300231/

ゲリラ雷雨発生傾向2026
<発生回数:全国の総発生回数は約11万回>

2026年7~9月のゲリラ雷雨は、全国で約11万回発生する予想です(図1)。発生回数は、約8.8万回発生した昨年と比較して多く、過去5年平均と比べても多くなる見込みです。北海道は1.4万回前後、東京都は1,300回前後、愛知県は1,800回前後、大阪府は500回前後となる見込みです。
雨雲の発生は山沿いがメインとなりますが、平野部(都市部)にも雨雲が流れ込んだり、直上で発生したりする場合もあります。ゲリラ雷雨による短時間の激しい雨で、道路の冠水や河川の増水、落雷による停電や交通機関が麻痺するなど、様々な影響や被害が懸念されるのでご注意ください。

図2. ゲリラ雷雨 予想発生回数(昨年比)
図3. ゲリラ雷雨 予想発生回数(過去5年平均比)

<発生時期:発生ピークは8月中旬>

ゲリラ雷雨は、日中の気温上昇や上空の寒気、下層に湿った空気が流れ込むことで、大気の状態が不安定となり発生する現象です。今シーズンのゲリラ雷雨は、8月中旬が発生のピークとなる予想です(図4)。
7月下旬から8月上旬にかけて、日本付近は太平洋高気圧とチベット高気圧に覆われて晴れる日が多くなる予想です。この時期は高気圧の勢力が強いため、雨雲の発生が抑えられる日が多い見込みです。ただ、気温が平年よりも高くなることで大気の状態が不安定となり、山沿いを中心にゲリラ雷雨が発生する日があります。
8月中旬は一時的に高気圧の勢力が弱まり、湿った空気が流れ込みやすくなります。上空の寒気も南下し、北日本や東日本は前線が通過しやすくなりそうです。このため各地でゲリラ雷雨が発生しやすくなるとみています。
9月もゲリラ雷雨が発生する予想ですが、北日本を中心に秋雨前線の影響を受けるため、広域での雨に変わっていく予想です。これにより、突発的かつ局地的なゲリラ雷雨の発生は徐々に減少していき、ゲリラ雷雨のシーズンも終息に向かう見通しです。

図4. 7〜9月のゲリラ雷雨発生傾向

<要因:湿った空気や上空の寒気の影響で発生するパターン>

今シーズンは、7月下旬から8月上旬にかけて太平洋高気圧とチベット高気圧に覆われます。高気圧の勢力が強い時期は広範囲でのゲリラ雷雨の発生が抑えられる日があるものの、晴れて気温が上がるため大気の状態は不安定になります。このため、山沿いを中心に積乱雲が発生・発達する見込みです。
8月中旬には高気圧の勢力が弱まり、湿った空気の流入や上空の寒気の南下、前線の通過があるため、このタイミングで全国的にゲリラ雷雨が発生しやすくなるとみています(図5)。

図5. 2026年ゲリラ雷雨発生パターン

※1 「ゲリラ雷雨」について
本プレスリリースでは、「局地的大雨」を指す言葉として「ゲリラ雷雨」という言葉を使用しています。
一般あるいはメディアでよく使用されている「ゲリラ豪雨」と同義です。

※2 「ゲリラ雷雨」発生回数の求め方
「ゲリラ雷雨」をもたらす雨雲・雷雲は"突発的"かつ"局地的"に発達するのが特徴で、予測が難しいとされてきました。
また、限られた数しか設置されていないアメダス(全国約1,300か所)では、全ての降雨を正確に観測することは困難です。
そこで当社では、スマホアプリ「ウェザーニュース」のユーザーから寄せられた"ザーザー"以上の降雨報告(※3)と、
その時の気象データの分析結果から、ユーザーがゲリラ雷雨と感じる雨の時間変化の基準値(表1)を求め、
求めた基準値をもとに10km四方でゲリラ雷雨をカウントしています。

※3 降雨報告について
スマホアプリ「ウェザーニュース」を通し、"ポツポツ"、"パラパラ"、"サー"、"ザーザー"、"ゴォー"の5段階で報告されます。

「ゲリラ雷雨」判定基準

表1. 「ゲリラ雷雨」判定基準

時間(分前)

閾値

0

11mm/h以上

10

14mm/h以下

20

3mm/h以下

30〜40

1mm/h以下

50〜120

0mm/h以下

2026年のゲリラ雷雨予測強化シーズン開始

ウェザーニューズの予報センターでは、ゲリラ雷雨が多発する7〜9月の間、今年もゲリラ雷雨予測の専任チームを構築し、体制を強化して日本全国のゲリラ雷雨をモニタリング・予測します。ゲリラ雷雨予測担当は、気温や風、水蒸気量などの気象データを解析することでゲリラ雷雨の発生リスクを予測します。そしてユーザーから届く雲や空の写真や動画、ライブカメラの映像から現地の状況を解析し、具体的な発生場所や時間を絞り込んで、ゲリラ雷雨発生の約30分前までに「ゲリラ雷雨アラーム」をウェザーニュースアプリのユーザーに通知します。
昨年より全国に3,000台以上を展開している小型ライブカメラ「ソラカメ」の映像にAI判定を導入しました。ゲリラ雷雨の原因となる積乱雲の発生・発達をいち早く検知し、ゲリラ雷雨予測の精度向上を目指します。

ゲリラ雷雨予測本部を発足

どこよりも詳細なゲリラ雷雨予測で事前の対策から避難、被害の軽減をサポート

お天気アプリ「ウェザーニュース」は、「ゲリラ雷雨アラーム」や「ゲリラ雷雨レーダー」など、ゲリラ雷雨に特化した機能を搭載しており、ゲリラ雷雨の詳細情報をピンポイントで確認できます。
また、超高解像度の雨雲レーダーでは、250m四方/5分間隔で雨雲の動きを表示し、「どのくらい雨が強まるのか」「雨が弱まるのはいつか」が詳しくわかります。さらに、ゲリラ雷雨の際に心配な落雷についても「落雷レーダー」で3時間先までの落雷予測を確認することができます。

ゲリラ雷雨アラーム
ゲリラ雷雨レーダー
落雷レーダー

エリア別のゲリラ雷雨傾向

北日本

北日本のゲリラ雷雨など突発的な強雨や雷雨の総発生回数は、約3.2万回の予想です。約2.1万回発生した昨年と比べると1.5倍で、昨年よりも多くなり、発生のピークは8月中旬の見込みです。
高気圧に覆われて雨雲の発生や発達が抑えられる日もありますが、日中の昇温などの影響で大気の状態が不安定となるため、ゲリラ雷雨としては山沿いを中心に発生する見込みです。
7月下旬までは東北に梅雨前線が停滞し、本格的なゲリラ雷雨の季節は7月下旬からになるとみています。8月上旬は高気圧の勢力が強くなりますが、中旬は大気の状態が不安定となりやすく、ゲリラ雷雨の発生回数は増加傾向となりそうです。9月は低気圧や前線の影響を受ける日が増加し、ゲリラ雷雨というよりは広域の雨となる日が増える予想です。

※クリックすると拡大します

東日本

東日本のゲリラ雷雨の総発生回数は、約3.4万回の予想です。約2.3万回発生した昨年と比べると1.5倍で、昨年よりも多い発生となると考えられます。発生のピークは8月中旬の見込みです。
主要地域の発生数も昨年より多く、東京都の発生回数は1,300回前後、愛知県は1,800回前後となる予想です。
7月中旬まで梅雨前線の影響を受けるため、本格的なゲリラ雷雨の季節は7月下旬からとなる見込みです。8月上旬は高気圧の勢力が強く雨雲の発達が抑えられますが、中旬は高気圧の勢力が弱まり、気温の上昇や暖かく湿った空気、前線や上空の寒気の影響を受けて大気の状態が不安定になるとみています。太平洋側ほどゲリラ雷雨の発生回数は増加傾向となるので、お盆の時期は天気の急変に十分ご注意ください。9月になると低気圧や前線の影響を受ける日が次第に増えて、ゲリラ雷雨というよりも広域の雨となる日が多くなる予想です。

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西日本

西日本のゲリラ雷雨の総発生回数は、約4万回の予想です。約3.7万回発生した昨年と比べると、1.1倍で概ね同程度の発生回数となる見込みです。発生のピークは8月中旬の予想です。
主要地域の発生数も昨年と同程度となり、大阪府の発生回数は500回前後とみています。西日本で一番多いのは鹿児島県で3,800回前後の予想です。
7月中旬まで梅雨前線の影響を受けるため、本格的なゲリラ雷雨の季節は7月下旬からとなる見込みです。8月上旬は高気圧の勢力が強く雨雲の発達が抑えられますが、中旬は高気圧の勢力が弱まり、気温の上昇や暖かく湿った空気、上空の寒気の影響を受けて大気の状態が不安定になるとみています。太平洋側ほどゲリラ雷雨の発生回数は増加傾向となるので、お盆の時期は天気の急変に十分ご注意ください。9月は残暑が厳しいものの、次第に低気圧や前線の影響を受ける日が増えて、ゲリラ雷雨というよりも広域の雨となる日が多くなる予想です。

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都道府県別のゲリラ雷雨傾向

都道府県

2026年

2025年
(回)

過去5年平均
(回)

発生回数
(回)

10km四方ごとの
発生回数(回)

2025年比(倍)

過去5年平均比(倍)

北海道

14190

15

1.4

1.9

10510

7430

青森県

2510

24

1.6

2.0

1621

1260

秋田県

3620

30

2.1

1.9

1762

1880

岩手県

3590

22

2.0

1.6

1830

2190

山形県

3110

33

2.1

1.9

1485

1620

宮城県

1550

21

1.5

1.3

1016

1160

福島県

3870

29

1.3

1.3

2937

3090

茨城県

1500

25

1.5

1.5

1001

990

栃木県

1940

31

1.1

1.2

1734

1690

群馬県

2530

41

1.5

1.6

1662

1600

千葉県

1250

23

1.6

1.4

802

890

東京都

1290

73

1.7

1.4

770

950

埼玉県

1010

28

1.3

1.4

777

700

神奈川県

550

22

1.9

1.3

292

420

山梨県

1630

38

1.6

1.9

1044

870

長野県

4630

35

1.5

1.6

3173

2900

静岡県

2170

28

1.8

1.3

1207

1670

愛知県

1770

35

1.9

1.4

912

1310

岐阜県

4130

41

1.6

1.5

2632

2700

三重県

2600

45

1.9

1.7

1407

1540

新潟県

2800

22

1.2

1.1

2414

2480

富山県

1520

36

1.6

1.5

946

990

石川県

1470

34

1.5

1.5

967

960

福井県

1700

41

1.6

1.7

1100

990

滋賀県

1810

47

1.8

2.1

987

880

京都府

1620

35

1.0

1.3

1554

1240

奈良県

1330

39

1.0

1.1

1324

1200

兵庫県

2840

34

1.3

1.5

2123

1840

大阪府

470

25

1.2

1.1

401

430

和歌山県

1330

29

1.3

1.2

1031

1120

鳥取県

1190

17

1.1

1.2

1052

980

島根県

1960

58

1.1

1.2

1815

1620

岡山県

1620

23

0.9

1.1

1883

1520

広島県

1850

22

0.9

1.0

2110

1820

山口県

1690

26

1.0

1.2

1619

1430

香川県

500

24

1.3

1.3

386

400

徳島県

1150

28

1.2

1.3

986

870

愛媛県

1720

29

1.5

1.3

1161

1290

高知県

2270

32

1.1

1.3

2058

1800

福岡県

1880

38

0.9

1.1

2155

1740

大分県

2490

41

1.3

1.7

1873

1430

佐賀県

770

32

0.8

1.0

1024

750

長崎県

1840

58

0.8

1.1

2468

1720

熊本県

2930

41

1.2

1.4

2451

2060

宮崎県

2490

34

0.9

1.1

2821

2270

鹿児島県

3810

56

1.1

1.2

3478

3210

沖縄県

6960

258

1.0

1.2

7339

5980

全国(合計)

113450

1798

1.3

1.4

88100

79880

※ 本傾向は、ウェザーニューズの長期予報と類似年の過去データを元に、統計的に算出したものです。
※ 発生回数は7月1日~9月30日の期間で算出しています。

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Weathernews Inc. published this content on July 01, 2026, and is solely responsible for the information contained herein. Distributed via Public Technologies (PUBT), unedited and unaltered, on July 01, 2026 at 04:17 UTC. If you believe the information included in the content is inaccurate or outdated and requires editing or removal, please contact us at [email protected]