長崎県とANAグループが連携！「ユニバーサル地図/ナビ」を県内全域で展開！

第25-130号
2025年12月18日
長崎県
全日本空輸株式会社
ANAあきんど株式会社

長崎県とANAグループが連携！「ユニバーサル地図/ナビ」を
県内全域で展開！

～21市町の情報集約、都道府県単位で移動がよりシームレスに～

• ・2025年12月18日より、新たに長崎県とのUniversal MaaS※1の共同実証実験を開始します。
• ・都道府県単位の自治体との実証実験は全国初となり、長崎県公式ウェブサイトから「ユニバーサル地図/ナビ」※2が一般公開されます。
• ・従来のバリアフリーマップの課題であった自治体ごとのマップ整備という枠を超え、利用者の目線で県内全域の観光情報を一つの地図に集約し、広域マップが利用可能となります。

（写真中央：長崎県佐世保市「天空の宿 山暖簾（させぼ世知原温泉くにみの湯）」、写真右：松浦市「きらく（遊漁船一本釣り」）

　長崎県、全日本空輸株式会社（以下、ANA）、ANAあきんど株式会社（以下、ANAあきんど）の三者は、「Universal MaaS」の共同実証実験として、都道府県単位で全国初となる「ユニバーサル地図/ナビ」の提供を、2025年12月18日（木）より開始します。

　この取り組みは、観光客からの問い合わせ増加や、坂道が多い地形、さらに離島を数多く抱える長崎県特有の交通・移動上の課題を解決するため、県内21市町の情報を「ユニバーサル地図/ナビ」に一元的に集約し、観光客や住民向けに一般公開をします。市町のエリアを超えて、県内全域の情報をシームレスに確認することが可能です。
　今回の長崎県での取り組みでは、「ユニバーサル地図/ナビ」を通じて県内213施設の観光スポットが掲載され、全ての方にとって便利なユニバーサル情報が確認できます。さらに、長崎県がおすすめするルートも閲覧可能となり、ユーザーは旅前の計画から現地での移動まで、車いす利用者や高齢者、子育て世帯にも役立つスポット情報を簡単に調べることができます。

　本実証実験を通じ、障がいのある方だけでなく多様なユーザーが、気軽に長崎の観光・日常の移動を楽しめることを目指します。なお、本取り組みは、国土交通省による令和 7 年度「日本版MaaS推進・支援事業」に採択されたプロジェクトです。

• ■実証実験概要
• ＜主な実施内容＞

• ・高齢者や障がいのある方など多様な旅行者が安心して移動できる、段差回避ルートや移動しやすいルートの案内の有効性を検証する。
• ・旅行者の実際の動線などの移動データやバリア情報などを収集し、課題を可視化する。

＜実施期間＞

2025年12月18日（木）～2026年3月31日（火）

＜アクセス方法＞

長崎県の公式ウェブサイトからご利用いただけます。
URL：https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/kanko-kyoiku-bunka/kanko-bussan/universaltourism/universalmaas/

＜サービスイメージ図＞

※1：「Universal MaaS」とは
障がいや高齢など何らかの理由により、移動にためらいのある方々（移動躊躇層）が快適にストレスなく移動を楽しめるサービスの実現を産学官連携により目指しています。
詳細は右記URLよりご覧ください。（ https://universal-maas.org/ ）
※2：「ユニバーサル地図/ナビ」とは
利用する方々に合わせた移動の参考情報を提供する新しい地図/ナビです。徒歩区間における最短ルートや自治体が発信する公共情報、ユーザーが投稿した車いす走行ログや利用したスポットのバリアフリー情報などを掲載しています。
詳細は右記URLよりご覧ください。（ https://www.universal-maas.org/service-universal-maps-navigation ）

• ■長崎ブランディング・情報発信戦略

長崎県は、国内外から選ばれる「新しい長崎県」の実現に向け、長崎のブランド価値を見出し磨き続けていくためのブランド戦略を策定しました。
ロゴマークは２１市町を表す要素を重ね合わせてデザインされ、地域がつながり、ひとりひとりの魅力が咲き、長崎の魅力が日本や世界に広がっていく想いを表現しています。
県民の皆様に魅力を再認識いただいき、より愛着や誇りを感じていただけるような取組を進めてまいります。

以上

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