KDDI Corporation

09/30/2025 | Press release | Distributed by Public on 09/30/2025 00:32

KDDIとユニバーサル ミュージック、音楽・エンタメ領域における戦略的パートナーシップに関する覚書を締結

~AIを活用しファン・アーティストに新たな音楽体験の提供を目指す~

KDDI株式会社

KDDIは2025年9月26日、ユニバーサル ミュージック合同会社(本社:東京都渋谷区、社長 兼 CEO:藤倉 尚、以下 ユニバーサル ミュージック)と音楽体験の新たな価値創出を目指し、音楽・エンターテインメント領域における戦略的パートナーシップを目的とした業務提携に関する覚書(以下 本提携)を締結しました。
両社は本提携により、それぞれの強みを融合させ、AIをはじめとする先端技術や両社が保有するデータを活用し、ファン・アーティストに新たな音楽体験を提供するサービスについて検討・協議を進め、2026年以降のサービス構築を目指します。

なお、ユニバーサル ミュージックとの提携を通じ、幅広いアーティストの育成・支援などの取り組みをより一層推進するため、2025年9月30日にKDDIが保有する株式会社A-Sketch(本社:東京都渋谷区、代表取締役:相馬 信之)の株式をユニバーサル ミュージックに譲渡しました。

■本提携の背景

デジタル技術の革新やライフスタイルの多様化、そしてグローバル化が進み、音楽の楽しみ方やアーティストの活動のあり方は大きく変化しています。特にAI技術の急速な発展は、音楽業界にも大きな影響をもたらしています。
AIの活用は、アーティストにとって、創造性の拡張やファンとの関係性を深化させる新たな可能性を秘めています。また、ファンにとっても、情報過多によるコンテンツ発見の困難さや、言語・アクセシビリティの障壁などの課題軽減にも寄与し、安心でパーソナライズされた体験の実現を後押しします。一方で、著作権侵害など、音楽業界が長年培ってきた価値を損なうリスクも指摘されています。
こうした変化に対応し、アーティストが多様な表現や活動を展開できる環境を整備するとともに、ファンも含めた音楽業界の持続的な成長と新たな価値創出を目指すため、本提携に至りました。

■本提携で検討する主な取り組み

AI技術などの先端技術を活用しつつ音楽そのものの価値を守りながら、ファンとアーティストの間の音楽の楽しみ方や便利さを一つ押し上げる新しい音楽体験の創造と、より革新的なアーティスト支援の実現を目指します。

1. AIを活用したファンとアーティストのエンゲージメントを高める新サービスの創出

AI技術の活用により可能となる、パーソナライズされたエンターテインメント体験や、アーティストとファンの新たなコミュニケーション手法などを共同開発します。

2. 1.で得られるデータを活用したアーティスト支援事業のサポート

1.の新サービスから得られるさまざまなファンインサイトや統計情報などを、アーティストの活動を支えるパートナー企業にも活用いただくことで、次世代アーティストのさらなる飛躍を後押しします。

■各社の役割

  • KDDI:AIをはじめとしたデジタル技術の知見を活用したサービス提供環境の構築など
  • ユニバーサル ミュージック:新たなアーティストの発掘・育成、ファンとのつながりを深めるための施策の検討など

(参考)

■ユニバーサル ミュージックについて

ユニバーサル ミュージック グループは、芸術がもたらす力で文化を育みます。
音楽を軸にエンターテインメント分野で世界をリードし、音楽制作や音楽出版、マーチャンダイジング、映像コンテンツなど幅広く事業を展開しています。
あらゆるジャンルを網羅した最も包括的な音楽作品のラインアップを提供し、アーティストの発掘・育成を行い、世界中で高く評価されるヒット作品を数多く届けています。
芸術性・革新性・起業家精神を重視し、アーティストの価値を高め、音楽ファンに新たな体験を提供するためのサービス・プラットフォーム・新たなビジネスモデルの開発に取り組んでいます。
ユニバーサル ミュージック合同会社は、ユニバーサル ミュージック グループの日本法人です。

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