DMG Mori Co. Ltd.

10/14/2026 | Press release | Distributed by Public on 10/13/2026 19:42

第21回切削加工ドリームコンテスト 受賞作品決定

DMG森精機株式会社(以下、当社)は、第21回切削加工ドリームコンテストを開催し、その受賞作品が決定しました。

切削加工ドリームコンテストは、加工業に携わり、切削形工作機械、アディティブ・マニュファクチャリングやレーザ加工機などの先端加工機を使用している企業および学校、研究機関を対象に、技術・技能の研鑽と向上、交流を目的として2004年より開催しています。これらの力作に込められたアイデア、努力を惜しまない向上心が世界の技術力を支えています。
本年は、審査委員長の東京大学 杉田 直彦教授をはじめ、6名の審査委員をお迎えしました。厳正な審査の結果、全応募作品63点の中から、産業部品加工部門より4点、試作・テスト加工部門より7点、芸術造形加工部門より4点、先端加工部門より4点、アカデミック部門より5点を選出しました。
表彰式は、10月27日(火)に東京會舘(東京・丸の内)にて開催し、受賞者には賞状と賞金をお贈りします。10月26日(月)から10月31日(土)に開催されるJIMTOF 2026の期間中、当社ブース内にて応募作品全63点の展示を行います。また、表彰式後には、当社の東京グローバルヘッドクォータ(江東区潮見)および伊賀事業所(三重県)にて、全作品を展示いたします。
当社は今後も様々なイベントを通して、業界全体の技術向上につながる交流の場を提供してまいります。

なお、当社Webサイトにて、ドリームコンテストの概要や歴代の受賞作品をご紹介しております。

■第21回切削加工ドリームコンテスト審査委員

(審査委員長以外、氏名五十音順)

■第21回切削加工ドリームコンテスト受賞作品

産業部品加工部門

<審査委員による金賞作品の評価ポイント>
「「省・小・精」 ~マイクロニードル~」 セイコーエプソン株式会社
450個もの最小径20 μmの極微細テーパ穴を、高精度かつ安定して加工した技術力を高く評価しました。
100時間超の連続加工において、熱変位や工具振れを抑える独自の工夫により、極微細加工を実現した点が素晴らしいです。

試作・テスト加工部門
  • 金賞
    「魔の脆弱(ぜいじゃく)逆トライアングル」

  • 銀賞
    「L/D比200極細長尺グラス」

  • 銅賞
    「M0.08の極小ヘリカルギア」

<審査委員による金賞作品の評価ポイント>
「魔の脆弱(ぜいじゃく)逆トライアングル」 サークルアンドスクエア株式会社
上面がφ2 mm、根本の形状がφ0.05 mmと微小な逆三角錐形状を同じ面に3つ作成しており、これらを実現する加工方法や切りくず排出を含む高度なプロセスは、難易度の高い技術です。形状に対する発想力とそれを実現した技術と工夫を評価しました。

芸術造形加工部門
  • 金賞
    「超小型・高精度トライポッド」

  • 銀賞
    「「一撃必中」最期の願い」

  • 銅賞
    「デコボコ」

  • 技能賞
    「世界で一番小さいカエル」

<審査委員による金賞作品の評価ポイント>
「超小型・高精度トライポッド」 アイジーエヴァース株式会社
3本足のやじろべえを高精度に加工し、球・軸・ハブの優れた形状精度によって滑らかな回転性能を実現した点を評価しました。高度な微細加工技術に加え、重心バランスと機能性を両立させた美しいデザインは、完成度が高く素晴らしいです。

先端加工部門
  • 金賞
    「技術の進化~サポート材からの脱皮~AM-EvoMorph」

  • 金賞
    「八方向潜像」

  • 銅賞
    「SlimFin Cylinder」

  • 技能賞
    「般若心経262文字全文判子」

<審査委員による金賞作品の評価ポイント>
「技術の進化~サポート材からの脱皮~AM-EvoMorph」 株式会社J・3D
とげを持つ複雑な形状のカエルを、滑らかな表面品位と美しい造形に仕上げています。積層造形特有の熱応力や積層痕、未溶融の金属粉末が溜まるなどの課題を克服した高度な制御技術が認められます。独創的なデザインと高度な造形技術を融合させた完成度の高い作品です。


「八方向潜像」 ニッシン・パーテクチュアル株式会社
レーザ加工の特長を活かし、見る方向により異なる8個の像が現れる8方向潜像を実現した工夫と努力を評価しました。綿密な設計と試行錯誤により従来の「陰で暗さを作る」という発想を転換し、独自の構造を開発して暗部を表現すると共に、アニメーションのような視覚的効果や幅広い応用の可能性を感じさせます。

アカデミック部門
  • 金賞
    「時を食む」

  • 銀賞
    「風にめくれる本」

  • 銅賞
    「六角穴付きボルト?」

  • 技能賞
    「Cast Reborn - Rice Pot -」

  • 技能賞
    「ペンの宿~和~」

<審査委員による金賞作品の評価ポイント>
「時を食む」 国立大学法人 東京学芸大学
加工した銅の表面に、材料特有の化学的特性をうまく活用して着色を行い、美しいデザインを実現しています。伝統工芸の技法と現代の切削技術を融合させ、素材の魅力を最大限に引き出した芸術性・意匠性・ユニークさを兼ね備えており、非常に印象深い作品です。

以上

DMG Mori Co. Ltd. published this content on October 14, 2026, and is solely responsible for the information contained herein. Distributed via Public Technologies (PUBT), unedited and unaltered, on October 14, 2026 at 01:42 UTC. If you believe the information included in the content is inaccurate or outdated and requires editing or removal, please contact us at [email protected]