07/10/2026 | Press release | Distributed by Public on 07/09/2026 19:01
TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:野口 晴彦、以下 TOPPAN)と、SBIホールディングス株式会社およびXDC Networkを展開するTradeFinex Tech Ltd.との合弁会社であるSBI XDC Network APAC株式会社(本社:東京都港区、代表:近藤 智彦、以下 SBI XDC)は、法人デジタル証明書を活用し、ファクタリング(※1)取引をオンライン上で自動化する実証(以下 本実証)を2026年6月23日~7月6日に実施しました。
本実証では、TOPPANが提供する法人デジタル証明書vLEI(※2)と、SBI XDCが提供する貿易DXアプリケーションをシステム接続しました。これを用いて、SBIグループで中古自動車および中古車部品の輸出事業を展開するSSトレーディング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:正田 匠、以下 SSトレーディング)の過去取引データを対象に、法人確認の自動化と債権情報の真正性を検証しました。その結果、vLEIの活用によりファクタリング取引のプロセス全体をオンライン化できることを確認しました。
両社は今後、本実証の結果を踏まえ、中古車部品輸出をはじめとした様々な国際貿易において、なりすましや不正取引リスクの低減に貢献します。
国際取引や貿易金融において、マネーロンダリング対策や取引相手の信頼性確保の観点から、取引先企業の存続性や実態などを検証する法人確認が不可欠です。しかし、国境を越えた法人情報の確認には膨大な書類のやり取りや審査時間がかかり、業務の複雑さが大きな課題となっています。
これに対しTOPPANは、法人デジタル証明書であるvLEIの発行・検証基盤を構築し、2025年9月に国内企業としてはじめて適格発行機関(QVI:Qualified vLEI Issuer)としての認定を受けています。
一方、SBI XDCは、独自のブロックチェーン(※3)技術を用いた貿易金融の効率化の一環として、SSトレーディングの取引を対象とした中古車部品輸出におけるファクタリングや、回収時のトークン決済(※4)を行うなど、先進的な貿易DXを推進しています。
本実証は、これら両社の強みを組み合わせ、vLEIと貿易DXアプリケーションをシステム接続させることで、ファクタリング申込から審査手続きまでをオンライン化することを目的として実施されました。
| 期間 | 2026年6月23日〜7月6日 |
| 目的 | ファクタリング申込から審査手続きまでのオンライン化 |
| 内容 | SBI XDCが提供するブロックチェーン「XDC Network」上の貿易DXアプリケーションに対して、TOPPANが提供するvLEIを接続。中古車部品の輸出におけるファクタリング取引の過去データを対象に、有用性を検証しました。 |
| 検証項目 |
・vLEIを用いた法人確認 ・貿易DXアプリケーション上での債権情報の記録と、その真正性 |
| 検証結果 |
・オンライン上での法人確認の自動化: 従来は信用調査が難しかった海外バイヤーなどの相手先に対して、vLEIを活用することで、法人および従業員の実在性確認を自動化できることを確認しました。 ・債権記録の真正性担保: 記録されたvLEIを検証することで、その債権記録が間違いなく本物であることを、暗号技術によって改ざん不可能な形で証明できることを確認しました。 |
| 各社の役割 |
TOPPAN:vLEIの提供 SBI XDC:ブロックチェーン「XDC Network」上の貿易DXアプリケーションの提供、vLEIを活用したファクタリング取引前審査 SSトレーディング:過去取引データの提供 |
TOPPANとSBI XDCは、本実証で確認された技術的成果をもとに、vLEIを使用したファクタリング取引の実運用を目指します。また、中古車部品輸出をはじめとした様々な国際貿易において、サプライチェーン全体のDXと、国境やシステムの壁を越えた、より信頼性の高い取引の実現に貢献していきます。
以 上