03/12/2026 | Press release | Distributed by Public on 03/12/2026 00:22
2026年3月12日
井野経済産業副大臣は、3月9日(月曜日)から12日(木曜日)にかけて、フランス共和国のパリに出張し、原子力エネルギーサミット2026に出席し、原子力の活用に関する演説を行いました。また、同サミットに参加した各国や国際機関の要人と会談を行いました。
3月10日(火曜日)に、フランスのパリにおいて原子力エネルギーサミット2026が開催され、井野副大臣が出席しました。
今回の会議は、フランスのエマニュエル・マクロン大統領及び国際原子力機関(IAEA)のラファエル・マリアーノ・グロッシー事務局長による共催で開催され、各国から出席した首脳や閣僚級による演説が行われました。
マクロン大統領はエネルギー安全保障のために原子力の活用が重要であると述べたほか、グロッシー事務局長は原子力ファイナンス支援の進展への期待を示しました。このほか、欧州委員会のウァズラ・フォン・デア・ライエン委員長や、原子力エネルギーの利用に関心を有する世界各国の首脳や閣僚級の出席者から演説が行われました。
井野副大臣は、日本は、安全性の確保を大前提に、原子力を最大限活用していく方針のもと、既設炉の再稼働を進めていくこと、次世代革新炉の開発・設置に向けて研究開発支援や産業基盤の維持強化、投資環境の整備に取り組むことを発信しました。また、福島の復興と、福島第一原子力発電所の安全かつ着実な廃炉に全力で取り組み、科学的根拠に基づく透明性の高い情報発信を続けることを強調しました。そして、原子力を安全かつ持続的に進めるためには、原子力安全・核セキュリティ・核不拡散を確保しつつ、国際的な協力が不可欠であること等について発信しました。
なお、会議の成果文書として次の共同声明が採択されました。
原子力エネルギーに関する共同声明(原文英語)
原子力分野での日英間での協力、特に高温ガス炉の実証炉開発やSMRの研究開発協力を推進していくことで一致しました。また、人材育成の重要性や両国が抱える課題について、より広範な協力の可能性について一致しました。
井野副大臣から、ALPS処理水の海洋放出に関する安全性レビューなど、グロッシー事務局長のリーダーシップに敬意を表するとともに、IAEAの国際安全基準に基づく客観的な活動は重要であり、日本として引き続きIAEAと協力していきたいと述べました。
グロッシー事務局長から、IAEAの責務として、客観的な立場で関与することで原子力に対する信頼性を確保することは重要であり、原子力の安全な利用を推進していくために、引き続き日本と緊密に連携していきたいとの発言がありました。
井野副大臣は、パリ南西部サクレー地区にある産業ガスメーカーのエア・リキード社の研究施設を訪問しました。
同社における水素製造のための研究開発活動、日本企業との協業、半導体製造材料の提供等に関する取組について説明を受けました。
資源エネルギー庁 原子力政策課 原子力国際協力推進室長 上野
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