Sumitomo Life Information Systems Co Ltd

10/19/2026 | Press release | Distributed by Public on 10/18/2026 18:20

生命保険業務の高度化に向け、AWSとのAI技術連携を強化

2026年10月19日
スミセイ情報システム株式会社

生命保険業務の高度化に向け、AWSとのAI技術連携を強化

AWSサービスを活用したAI-OCRを、国内生保向けソリューションに導入

スミセイ情報システム株式会社(代表取締役社長:汐満 達、以下SLC)は、生命保険業務のトータルソリューションパッケージ「ゆうゆう生保」へのAI適用を順次進めています。このたび、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(以下AWSジャパン)との技術連携を強化し、AIを活用した生命保険業務プロセスの高度化をさらに進めていきます。

その最初のステップとして、給付金支払業務における請求書類の入力業務の高度化に着手します。なお、AWSのAmazon Bedrock※1を活用したAI-OCRの導入は、国内の生命保険業界における先進的な取組みとなります。

SLCがこれまで培ってきた生命保険業務の知見とAWSの生成AI技術を組み合わせることで、生命保険業務の高度化を推進してまいります。

1.背景

給付金の支払業務では、お客さまから提出された書類を読み解き、約款に照らして給付の可否を判断します。保険商品や医療の高度化にともない、この判断はますます複雑になっており、担当者の経験や専門知識に支えられてきました。

近年の生成AI技術の進展により、これまで人が担わざるを得なかった業務領域においても、AIが業務判断を支援できる可能性が広がっています。一方で、AIを活用するためには、判断の材料となる情報がデータとして整理・蓄積されていることが前提となります。

請求書類は、定型帳票だけでなく、発行元ごとに書式の異なる書類や手書き・自由記述を含む書類が多数存在します。従来型のOCRだけでは十分な対応が難しく、書類に含まれる情報の多くが業務で活用できるデータとして取り込まれていませんでした。

SLCは、生命保険業務におけるAI活用の基盤づくりとして、まずはデータ化できる範囲を広げることを重要な課題として位置づけ、入力業務の高度化から取組みを開始します。

2.取組み概要

今回構築するのは、従来型OCRと生成AIを組み合わせた、ハイブリッド型のAI-OCRです。

文字を高い精度で認識する従来型OCRと、画像や文脈から内容を読み解く生成AIの能力を組み合わせることで、帳票ごとに個別の定義開発を行うことなく、多様な書類の読み取りに対応します。対象は、請求書、診断書、診療明細書などを想定しています。

AWSジャパンは、生成AI基盤であるAmazon Bedrockをはじめとするクラウドサービスを提供し、本取組みを支援します。また、請求書類には個人情報・機微情報が含まれるため、安全性の確保にも十分に配慮したうえで構築を進めていきます。

本取組みにより、これまで人が担っていた入力業務の効率化を実現するとともに、従来はデータ化できなかった情報を「ゆうゆう生保」で活用できるようになります。さらに、蓄積されたデータを後続の査定業務をはじめとするさまざまな業務で活用することで、給付金支払業務全体の高度化につなげていきます。

3.今後の展望

SLCが目指すのは、「ゆうゆう生保」とAIを組み合わせた生命保険業務全般の高度化です。

給付金支払業務においては、入力業務の高度化に続き、査定業務のAI適用に取り組みます。さらに将来的には、引受業務への展開も視野に入れ、生命保険会社の業務品質向上と業務効率化の両方を支援してまいります。

ソリューション

  • 「ゆうゆう生保」について
    「ゆうゆう生保」は、生命保険業務をトータルサポートするソリューションパッケージです。「新契約」「契約保全」など業務領域ごとに独立したパッケージになっており、お客さまのニーズに応じて選択・組み合わせてご利用いただくことが可能です。
  • ※1 Amazon Bedrock
    AWSが提供するフルマネージド型生成AIサービス
    https://aws.amazon.com/jp/bedrock/

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